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アイテム
大学生の「知」の意識 : グループ面接による探索的研究
https://ferris.repo.nii.ac.jp/records/731
https://ferris.repo.nii.ac.jp/records/731e326ea9a-3531-45ad-ad14-893eebabec03
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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大学生の「知」の意識 : グループ面接による探索的研究 (1.3 MB)
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2016-02-25 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 大学生の「知」の意識 : グループ面接による探索的研究 | |||||
言語 | ja | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Epistemological beliefs of Japanese college students : A qualitative study with focus group interviews | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者 |
田崎, 勝也
× 田崎, 勝也× 會田, 祐子× 山際, 梨華× 宮田, 真理子× 渡部, 涼子× Tasaki, Katsuya× Aida, Yuko× Yamagiwa, Rika× Miyata, Mariko× Watanabe, Ryoko |
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著者所属 | ||||||
値 | フェリス女学院大学 文学部(教員) | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 本研究の目的は大学生の認識論的信念を明らかにし、それらの学習への影響を探るとともに、特定の信念と社会・文化的な環境との関連性を検討することである。先行研究から知見が限られているため、探索的研究法を採用し47名の大学生および大学院生を対象にグループ面接を実施した。テーマ分析の結果、4つの認識論的信念が見出された:(a)知の相対性と絶対性-知識は相対的な特徴をもつか、絶対的な特徴をもつか、(b)情報の取捨選択の基準-情報収集に際し合理的・論理的思考をどの程度重視するか、(c)教師の役割-指導力と人間的な関わり合いを教師にどの程度期待するか、(d)暗記と学習-学習において暗記は重要か。米国での調査結果とほぼ一致する信念が見出された一方で、知を相対的にみる信念のように日本の社会・文化的環境と関連性が高い信念の存在が明らかになった。また一部の参加者は教師との間に認識論の食い違いを感じ、それらは学習における戸惑いに繋がっていることが示された。これらの結果が示唆することは、教育者が(a)自身のもつ信念の確認を通して認識論的信念に関して意識を高め、(b)学生が身につけるべき認識論的信念について、学問分野の特性だけでなく社会・文化的な視点も考慮に入れた検討を行うことである。 | |||||
抄録(英) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | The purpose of this study was to explore epistemological beliefs among Japanese college students. We conducted focus group interviews with 43 undergraduate and 4 graduate students who majored in either social sciences or humanities. With aid of thematic analysis for data reduction, we identified four epistemological beliefs: (a) relativistic view of knowledge, (b) criteria for information gathering, (c) role of teacher for knowledge acquisition, and (d) role of memorization in learning. The results indicated that Japanese students had various beliefs about the nature of knowledge and knowing and some beliefs were closely related to Japanese societal and cultural values. Based upon identified features of these epistemological beliefs, educational implications were discussed. | |||||
書誌情報 |
フェリス女学院大学文学部紀要 巻 43, p. A1-A22, 発行日 2008-03 |
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出版者 | ||||||
出版者 | フェリス女学院大学 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||
収録物識別子 | 09165959 | |||||
フォーマット | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | application/pdf | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |